在宅医療部会

在宅医療部会

在宅医療部会は隔月に1回左京医師会事務所にて定例会議を行い、臨時あるいは緊急を要する案件はその都度部会員同士での連絡網や、部会員で構成されたメーリングリストを通じて協議されております。在宅医療を推進するにあたってかかりつけ医が把握しておきたい基本知識については部会員が講師となって勉強会を行っています。

1.左京医師会地域連携懇談会の定期開催

介護保険制度が始まってから「医師の無関心・不参加、介護との連携不足といった問題が発生してきたことを踏まえ、医師と介護関係者を交えた勉強会(講演)、シンポジウム、情報・意見交換、懇親を目的として2005年より左京医師会地域連携懇談会を開催してきました。第1回は医師・ケアマネ懇談会、第2回から第10回までは医師・介護懇談会、第11回からはさらに対象者を広げて左京医師会地域連携懇談会と名称を変更し現在に至ります。左京区在宅医療・介護連携支援センターの開設後は同センターとの共催にて企画・運営を行っております。

2.ケアマネタイムの作成と公開

かかりつけ医と介護支援専門員(ケアマネジャー)が連携をとりやすいようにケアマネタイムを作成しました。介護支援専門員がかかりつけ医と連絡を取りたいときに参照していただけるようにかかりつけ医が希望している連絡可能(希望)時間、連絡方法などを列挙してあります。ケアマネタイムリストは各居宅支援事業所に配布するとともに京都府介護支援専門員会ホームページの会員ページにも掲載されていますので、是非ご活用下さい 。 またケアマネタイムリストは左京医師会ホームページの会員ページにも公開されており、会員からの連絡により内容が随時更新されるシステムになっています。

3.「左京在宅ネット」

在宅医療部会では在宅医療におけるかかりつけ医が無くお困りの患者さんに対して、現在の状態に適切に対応可能なかかりつけ医を速やかに選定できるように「左京在宅ネット」を運用しています。かかりつけ医が無くお困りの方は、担当の介護支援専門員を通じて左京医師会または左京区在宅医療・介護連携支援センターに御相談ください。「左京在宅ネット」参加医の中から速やかにかかりつけ医を紹介致します。複数の診療科の専門治療が必要な患者さんには複数の医師がチームで対応出来るように考えております。 尚、「左京在宅ネット」は在宅療養を希望されている患者さんにかかりつけ医を紹介するシステムであり、紹介以後に発生した問題に関して左京医師会および在宅医療部会は対応いたしかねますので予めご了承下さい。

在宅医療部会 活動報告一覧